マイナポイントについて解説!マイナンバーと紐づけたキャッシュレス決済で5000円分のポイントをもらおう!

昨年10月に消費税が8%から10%に上がりました。
それを機に「キャッシュレス・消費者還元事業」が開始されましたが、今年の6月末で終了しました。
それに代わって新しくキャッシュレス決済を対象にした施策「マイナポイント事業」が、9月から開始になります!
この施策に興味を持っている方のために、マイナポイントについて解説したいと思います。

mog
キャッシュレスによる消費活性化の目的に加えて、マイナンバーカードの普及率をアップさせる狙いもあるんですって。
mog
2020年5月時点ではマイナンバーカードの普及率は16%と言われてたからね・・・。

マイナポイントとは

マイナポイントとは、国が行う景気対策事業の一つで、マイナンバーカードの所有者を対象に、キャッシュレス決済にて支払った金額に応じて国より付与されるポイントのことで、そのポイントはお買い物などの支払いに利用できます。
※「マイナンバー」と紐付けられるキャッシュレス決済手段は一つだけになります。また、予約申請時に選んだキャッシュレス決済を後から変更することはできないので注意!


ポイント還元率は25%。ただし上限5,000円です。
つまり20,000円の買い物をすると5,000円分のポイントが還元されるということです。

mog
還元率25%というけれど、上限5,000円のポイント還元ということは、20,000円以上買い物をしても5,000円しか還元はないってことなんだね。

ポイント

マイナンバーカード所有者を対象にした事業なので、マイナンバーカードを持っていない人は、まずマイナンバーカードを申請しましょう。

マイナポイントの付与はいつからいつまで

2020年9月から2021年3月末までとなっています。

※ただし、マイナポイントの予約は6月から始まっており、その期限は予約者数が、☆予算の上限に達するまで(予定)となっているのでポイントをもらいたい人は早めに申請しましょう。
☆20年度当初予算の内訳はポイント還元の原資として2千億円、その他経費として458億円を計上とのこと。

マイナポイントを受け取るために必要な手続き

  1. マイナンバーカードを作成する
  2. マイナポイントの予約する(マイキーIDの取得)
  3. マイナポイントの申込をする(キャッシュレス決済サービスの選択)
mog
マイナンバーカード作成にはだいたい1か月程度かかります。まだカードを持っていない人でマイナポイントをもらいたい人は、今すぐ作成してくださいね。

手続きの詳しい説明は、総務省マイナポイント事業のサイトをご覧くださいね。

15歳未満の子供もマイナポイントはもらえるの?

15歳未満の未成年者もマイナポイントは受け取ることができます!
法定代理人が予約・申し込みを行います。
15歳以上の未成年者の場合の予約・申込については、特別な理由がなければ本人にて手続を行うとなっています。やむを得ず法定代理人が手続を行う場合も、原則として本人同席のもとで手続を行うこととなっています。

未成年者の場合は、法定代理人(親権者等)のクレジットカードやキャッシュレス決済サービスで申し込むことになるのですが、この際の注意点は、法定代理人と同じキャッシュレス決済との紐づけはできないということです。
例えば、父親と子供の分の両方とも同じクレジットカートで申し込むことはできないということです。

mog
父親がクレジットカードを登録したら、子供の分は別のカードや別の電子マネーで登録しないといけないってことですね。

マイナポイントまとめ

おさらい

  • マイナポイントとは、国がマイナンバーカードの保有者に対し付与する、民間事業者のキャッシュレス決済を通じて買い物に使えるポイントのこと。
  • マイナポイントを受け取るには、①マイナンバーカード取得⇒②マイナポイントの予約(マイキーID設定)⇒③マイナポイントの申込の3ステップの工程をふまなければならない。
  • 15歳未満の未成年者もマイナポイントは受け取れる
  • マイナポイントは複数のキャッシュレス決済を紐づけることができない
    予約・申込時に選択したキャッシュレス決済を変更することもできないので注意。

マイナポイントの申込手続きについて感じたこと

このマイナポイントの事業には、マイナンバーカードの普及と消費増税等の個人消費の落ち込みを防ぐ狙いがあるようですが、正直手続きが複雑すぎるように思いました。
そもそもマイナンバーカードを普及させる目的は、紙ベースで行っている手続きをデジタル化して、行政を効率化することなのに、今回のマイナンバーカード普及のための事業の手続きが、あまりに複雑すぎて、本末転倒のような気もしないではない・・・です。
高齢の方や、紙の手続きに慣れている人にとっては、ちょっと難色を示されるかもしれません。
マイナンバーカードに対しては、あまり積極的に作りたくないという方もたくさんいるでしょうし、果たして、これでどれくらいマイナンバーカードが普及するのかはわかりませんが、いつかは作ろうかなと考えている方なら、25%、5000円分もらえる今のうちに作っておいたほうがお得です。

メモ

 マイナポイントの予約・申込は既に始まっていますが、マイナポイントが還元されるのは、2020年9月1日(火)以降のキャッシュレス決済利用分になります。覚えておきましょう。

 

追記(独自キャンペーンで更にポイントがもらえます!)

キャッシュレス事業者独自のポイント上乗せキャンペーンを予定している事業者をご紹介します。
通常のマイナポイント5000円分にプラスして特典ポイントがもらえます。

キャッシュレス決済の種類 特典ポイント 特典ポイントをもらうための条件
WAON 最大2,000ポイント キャッシュレス決済サービスとしてWAONを選択のうえ、9/1以降にWAONチャージ上限2万円チャージすると2000ポイントもらえる。
ゆうちょPay 最大2,000ポイント 期間中にゆうちょPayを新規でダウンロードし、口座登録、またはキャッシュレス決済サービスとしてゆうちょPayを選択のうえマイナポイントのお申し込みを完了すると、2000ポイントもらえる。
メルペイ 最大1,000ポイント キャッシュレス決済サービスとしてメルペイを選択のうえ、「メルペイの本人確認完了」すると、メルカリのお買い物で5%(最大 1,000 円相当)のポイントがもらえる。
suica 最大1,000ポイント キャッシュレス決済サービスとして、JRE ポイントで登録済みのSuicaを選択の上、チャージをすると1,000ポイントもらえる。
nanaco 500ポイント キャッシュレス決済サービスとして、nanacoを選択の上、チャージまたは買い物をすると最大500ポイントもらえる。キャンペーン期間が7月1日~8月31日までなのでお早めに。
FamiPay 500ポイント キャッシュレス決済サービスとして、Famipayを選択の上、チャージをすると最大500ポイントもらえる。ただし先着10万名。
d払い 最大2500ポイント キャッシュレス決済サービスとして、d払い・dカードを選択すると1500ポイントもらえ、チャージまたは買い物をすると利用金額の5%分のdポイント(最大1000ポイント)がもらえる。

 

mog
自分にとってよりお得にポイントがゲットできる事業者を選んでくださいね!
mog
通常のマイナポイント5000円分に加えて特典ポイントがもらえるって嬉しい!