私が子供を保育園に預け、ワーキングマザーを選んだ7つの理由とは

出産して、上の子が2歳のときに働き始めた私。
実家の母には、「せめて子供が小学校に上がるくらいまでは家にいてあげたら?」
なんて直接言われましたし、周りからも何となく、子供がかわいそうだとか、そんなに急がなくても。というような意見を遠回しに言われたことなどもあり、やはり子供が幼いうちから働くなんて母親のエゴだという考えを持つ人がいるんだなと感じることが少なくはありませんでした。

でも、私はそんな声を振り切って子供を保育園に預けて、外に働きに出ることを選びました。
そして今もワーキングママとして生活しています。
今日は、私が働きに出た理由を書いてみたいと思います。

mog
働きだす前は、自分自身の事と子供の事、そして夫、それぞれにとってどんな影響があるだろう。などいろいろ考えました。

私がワーキングマザーを選んだ7つの理由

保育園にどうしても入れたかった

これに関しては、完全に自分の性格ゆえの理由です。
プロフにも書いていますが、私は人付き合いがそんなに得意ではありません。
子供を授かった時はとても嬉しかったけど、同時に出産後に始まる育児をしていく中で、いずれはママ友付き合いというものが始まるんだろうなという何とも言い難い不安を覚えました。自分に公園デビューや児童館でのママ友たちとの交流ができるのかがとても心配でした。
結果的に、私は出産してから公園デビューというものをしないまま終わりました。どうしても既に出来上がっているママ友達と子供達の群れの中に入っていく勇気が出せず。
今は一戸建てに住んでいるのですが、当時は5階建てのマンションの5階(しかもエレベータなし!)に住んでいたため、子供を抱っこして降りるのも大変だから、面倒くさいからと理由をつけて、一日子供と引きこもっていることもしばしばありました。
でも、私の心の中は悶々としていたんです。自分は好んでしていることだからそれでいいけど、子供にとってこの生活は絶対に良くないって思っていたから。
晴れた日に青空のお日様の下で思いっきり遊ばせてあげたい、同じ歳くらいの子供たちと触れ合える機会を与えてあげたい。
でも、自分の性格のせいで、子供を一日中外に出さないって何て私は身勝手なんだろう。と追いつめていました。
だから、私は0歳からでも預けられる保育園に子供を預けたいって思うようになったのです。
そのためには、家で育児ができないというきちんとした理由が必要です。
幸い、うちの自治体は我が家の子供が保育園に入った年齢の1歳児が入園できる枠があるというのも事前に調べていたので、働く決断ができたのも大きいです。
だから、私は子供を保育園に預けるという道を選びました。
それは本当に有難いことでした。
しかし、今でも待機児童が沢山いて保育園に入園できない子供たちがいること、またそのお父さんやお母さんが大変な思いをしているという現実が今も少なくないということを知っているので、そんな方に比べたら働きに出ると言ってすぐに預かってもらえる保育園が見つけられたことに私はとても恵まれていたんだと感じています。

子供の生活リズムを整えたい

自分の家で子供をみていると、どうしても母親である私の生活リズムで子供も生活しますよね。
出産前は子供を産んだら、あれもこれもきっちりこなして素敵なママになるんだって理想だけは高く持ってました。
でも、そんな理想はどこへやら・・・というほどに、自分のこともテキトーになり、他人と会わないからと一日スッピンでいたりジャージで過ごしていたり、恥ずかしいくらいに素敵なママとはかけ離れたものでした。
私は、そんな感じで専業主婦でいる間、決してスーパー専業主婦ではなく、だらだらと一日過ごしてしまって、最低限の家事しかできていないということが多々あったので、子供にはきちんと遊び、ごはん、おやつ、お昼寝などの基本的な生活リズムをきちんとつけてあげたいと思ったのもきっかけです。

自分自身を律するため

これは上の「子供の生活リズムを整えたい」の内容に通ずるのですが、私が専業主婦で居続けても1日何もしないまま終わる日が増えるだけになりそうな気がして、ある程度時間に縛られた会社員としての生活のほうが、自分には合ってるだろうと思ったからです。
あとは、自分が専業主婦になってしまったら、女を忘れちゃう気がしてやばいと思ったからです。
世の中には専業主婦として家の中のことを完璧にこなしつつ、且つおしゃれな女性がたくさんいらっしゃって本当に尊敬します。

お金が稼げる

はい。そのままの言葉通りです。笑
結婚して子供が生まれたら、子供にお金もかかります。
当時は家も買ったばかりで頭金でまとまったお金が出ていき、またこれから貯金もしなきゃと思っていましたし、子供にも可愛い洋服着せてあげたい、とにかくお金は無いよりあったほうがいい。
そして、自分のためにもお金を使いたい。←ここ重要。
自分が働くことで、経済的にも精神的にも余裕を持ちたかったからです。

家事を多少さぼっても言い訳ができる

出産してしばらく家にいてわかったのですが、私は家事の能力が低いかもしれない・・・、私が専業主婦を語ろうだなんておこがましすぎる・・・と思ったのです。
料理は好きだけど、片付けはできればしたくない。(必要に迫られてやってる感じ。)
掃除は毎日、掃除機かけなきゃいけない?のレベル。
洗濯は、お日様の下で干しても何にも感じない。ただただ面倒くさい。汗
他の家庭の事情は聞いたことがないのでどれが普通なのかわからないけど、専業主婦でいるならば、最低限それくらいしないといけないと私は思い込んでいました。夫に対しても、ちゃんとできていなかったらさぼってるって思われるのは嫌だな・・・と。
でも、ワーキングマザーになれば、少しくらい家事をさぼっても堂々と言い訳ができると思ったのです。
今では、掃除はルンバに頼っているし(毎日はしません。苦笑)、洗濯は乾燥まで洗濯機にお任せで普段の洋服は干さずに済ませています。買い物もほとんど平日は行かず、週末にほぼまとめて行ってます。

年齢が上がるにつれ、職の選択肢が狭まるかもしれないという不安

独身の頃、私は特別な仕事をしていたわけでもなく、人と比べて特別優秀だったわけでもありません。
社会に出ていれば、当然、家にいるより人と接する機会は増え、当然ながら人間関係でのストレスもありました。
思うように仕事が進められず何もかも投げ出してどこかに行ってしまいたいと思ったことも数知れず。
結婚を機に会社を辞め、一時は解放感に包まれ、自由だ~!と思っていました。
でも、妊娠出産を経験し、子供を育てる身になり、一人の人間を立派に大きくさせるという責任感のようなものがうまれ、ネットやテレビで子供が成人するまでにかかる費用なんていう情報を得ていくうちに、子供が小学生くらいになって少し手が離れるようになったら、私もパートにでも出てお金を稼がなきゃな~なんて考えていました。
でも・・・ちょっと待てよと。
子供が小学生に上がった頃の自分の年齢などを考えると、その時になって就職活動を開始して、果たしてすぐに働く場所が見つかるのか?
という不安に駆られまして。
働くならば、独身時代にしていた仕事をしたいと思っていましたが、一回家庭に入って何年かのブランクがある主婦(私)と、独身でいろんな意味で無理がきく女性と比べたら、絶対、面接では後者のほうが選ばれやすいと思ったのです。
そういった不安から、まだ仕事の勘も失っていない今のうちに働き始めたほうが、絶対働く場所も見つけやすいし長続きできると思ったのです。

外に出て自分の力を試したかった

子供と一日2人だけで過ごすのは、楽しいことはあるけど、孤独を感じることもあります。
特に私のような、自ら、外に出ることが苦手な者は子供と2人きりの時間がとても長く、ふと考えることがあったのです。
社会と断絶されて、取り残されているようだなって。
いま、考えたら大袈裟なんですけど、その時は真剣にそう思えて、今の私の居場所は家の中だけなんだなって。そう考えてしまうことが妙につらくて。
独身の時だってまだまだ、自分は社会人として力を出し切っていないのに、このまま頑張ったって満足に言えることがなく自分の人生を終えていくのは嫌だなって思ったのです。

子供を保育園に預けワーママを選んでどうだったか?

いろんな不安を持ちながらも子供を保育園に預け、社会に思い切って出てみて私は良かったです。
あの時、働きに出るにしても、家でそのまま専業主婦を続けるにしても、どちらの決断を下したとしても、不安はあったと思います。それなら、働きに出たほうが、私の場合、自分の実になり得ることのほうが多かったと思うから、選択は間違っていなかったと思うのです。
子供も保育園に預けることで、たくさんのお友達に出会えてよい先生にも恵まれ、たくさんのことを教わり成長してくれたと思います。
私自身も、昼間子供と離れている分、お迎えの時の子供の顔を見て一緒に帰るのが嬉しかったし、子供の存在がより愛おしく感じました。
疲れているときでも、お迎えの時に子供が嬉しそうに走ってきてくれる姿を見るだけで、疲れも一瞬は忘れます。笑
子供の存在が明日への活力になるのは確かです。
ただ、これはあくまでも私自身の経験談であり、私の場合は、妻が外に出て働きに出ることに対して夫が快く賛同してくれて、育児に対してとても協力的であったことが大きいです。子供の急な発熱時のお迎えなど、私だけでは対応しきれなかったと思います。
本当はこれって当たり前の事なのかもしれませんが、安倍首相が「一億総活躍社会の実現」と表明されたこともありましたが、日本はまだどうしても女性が育児の大半を担うのが普通という風潮があり、中には働きに出ることに良い顔をしない男性もいるかと思います。
なのでそんな中で、働きに出ることで余計にストレスになったり、自分を追い詰めることになる女性もいるかもしれません。
決断を下すときは、家族や周りの支援やサポートがきちんと得られるかどうか、また自分の体力や時間に余裕が持てるかどうかも考えてくださいね。外に出て働くワーママになるにしても、専業主婦になるにしても自分が自分らしく輝ける良い選択ができるといいですね。

mog
無理をして、身体を壊してしまっては元も子もないからね。
mog
フルタイムであれ、パートであれ、専業主婦であれ、自分にとって一番の選択ができたらベスト!
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