30代後半ごろからでしょうか。
自分が妙に汗っかきになってきたことに気づき始めました。
ある日、電車で出かける予定がありました。
駅の近くの駐車場に車を停めて、そこから駅まで歩いたのはほんの500メートルほど。
それなのに──
歩いているうちに汗がじわじわ…。
駅に着いても引かない。
電車に乗っても止まらない。
冷房が効いているはずの車内でも、汗はじわっと止まらず、
「早くひいて…!」と焦れば焦るほど、余計に汗が止まらなくなるんです。
顔、首、背中…気づけばびっしょり。
しかも自分が汗をかいているのに、周りの人は涼しい顔。
「私だけ?」と気になればなるほど、さらにヒートアップ。
汗が出る→焦る→さらに汗が出るーまさに悪循環でした。
この経験、本当に辛かったです。
はじめは「たまたまかな?」と思っていた
そのときは、ちょうど今(6月)みたいに外も暑かったし、体も若い頃より重くなっていて、体重増加も運動不足もじゅうぶん自覚していたので「そりゃ、汗も出るわね。」と納得していました。
「やっぱ運動しなきゃ。」
とそのころは軽く考えていました。
でもその頃から、体のほてりも感じるようになり、少し動いたら汗が出る。一度出るとなかなかひかない。特に顔や首の汗が止まらなくなるといった症状が気になるようになってきました。
汗の質が以前とは明らかに違い、体温のせいではなく、内側から熱が込み上げてくるような感覚。
冷房を付けていても関係なく、じんわり、時には一気に噴き出すような汗も。
汗が止まらないのは体のせいだけじゃなく、心の負担や不安が拍車をかけていたのかもしれません。
「もしかして更年期?」と気づいたきっかけ
あきらかに若いころの汗のかき方と違う。
40代も半ばを過ぎて、「これは体質の変化以上の何かかもしれない」と思うようになりました。
調べていくうちに、「ホットフラッシュ」という言葉にたどり着き、やっと自分が更年期の入り口にいると気づいたんです。
自分の症状が典型的な更年期症状の一つ、ホットフラッシュ(ほてり・発汗)だったんです。
ホットフラッシュの原因は女性ホルモンの変化だった
これらは女性ホルモンの一種であるエストロゲンという、女性らしい体のリズムを作る重要なホルモンが減少することによって自律神経が乱ることにより起きるといわれています。
自分の意思とは関係なく汗が出るというのは、まさにそれでした。
実際に試して効果を感じた3つの対策
1.命の母A(小林製薬)(第2類医薬品)

昔からCMでもよく見ていましたが、「年配の人向け」って思い込んでて今までスルーしてました。
でも、効能を見ると、まさに私たちアラフィフ世代の更年期症状の改善が期待できそうだったのと、成分を見ると漢方系で自然な感じだったので一度試してみようと思い購入しました。
私の場合、飲み始めて3日ほどでは正直「変化ないかも?」と思いましたが、1週間を過ぎた頃から朝の不快なほてりが少しマシになったような気がしました。
2週間目には、「あれ?最近あの変な汗、減ってない?」と気づくくらいに。
完全にゼロではないけど、「焦りやすい感じ」や「突然のカーッとした熱さ」が、確実に軽くなった感覚があります。
ただ、人によっては「漢方っぽいニオイが苦手」「錠数が多くて大変」と感じるかもしれません。
私は体に合っていたようで副作用もなく続
けられましたが、合う合わないはありそうなので、無理せずお試し感覚で始めるのがよさそうです。
2.運動でケア
ホットフラッシュは汗が出るとなかなか止まらないもの。
汗は運動すると出る、運動が終わったら止まると体に覚えさせることが大切なようです。
軽いジョギングやウォーキング、ヨガなど取り組みやすいことから始めるといいですね。
私は、おうちでできるオンラインヨガを始めることにしました♪

3.食事療法
カフェイン、アルコール、香辛料の強いものなど、ホットフラッシュを誘発しやすいのでそれらを取り過ぎないように気をつけています。特に外出時などは控えるようにしています。
また、大豆製品を積極的に摂ることが大切。大豆イソフラボンは、女性ホルモンに似た働きをすると言われています。
まとめ:ホットフラッシュの対策はまず「気づくこと」から
更年期の汗やほてりは、我慢せず、自分のペースでケアしていくことが大切。
私の場合は「命の母A」と「おうちヨガ」、そして「食事の改善」で、今はうまく更年期の症状と付き合ってます。
「私も更年期かも」とか「同じ症状で困ってる」と感じている方は、試せることから始めてみてくださいね。一緒に乗り切りましょう!
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